クリスマスアクセサリー販売館


出産のお祝い・記念品に
●赤ちゃんの手形足型
●赤ちゃんの筆

LINKS
SELECTED ENTRIES
CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
  人気ブログランキングバナー
  ブログランキング・にほんブログ村へ
  

CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
PROFILE
OTHERS
SEARCH THIS SITE
<< クリスマスをきっかけに! | main | 寒空の下で >>
ダイヤモンドとパール
これは、私がまだ大学生だった時、
お友達の由美ちゃん(仮名)におきた話です。

由美ちゃんは、美人で目立つタイプのいわゆるモテモテさん。
あまたの男性からお付き合いを申し込まれては、すげなく断る毎日でした。

なかなか誰の手にも落ちない由美ちゃんにも、
やがて、気になる人が現れました。

しかも、2人!

1人目は、
入学当初からアプローチしてきていた、人気者の浩司くん(仮名)。
彼のお父さんは某有名デパートの重役で、
彼自身もとってもリッチな雰囲気で、華やかな人でした。
厭味なところがなく、誰にでも優しく接する紳士的な態度で、
女の子はもちろん、男友達にも信頼されている「学級委員長」タイプ。

もう1人は、成績優秀で特待生の健一くん(仮名)。
無口で素朴な彼ですが、努力家で芯が強く、
面倒見のよいところが、やはり大人気。
生活費も自分でアルバイトをして捻出していた苦学生でしたが、
いたって明るく、それをむしろ楽しんでいる風な人でした。

2人とも正々堂々と由美ちゃんをとりあって、
それぞれに頑張っていたのですが、なかなか結果が出ぬまま、
季節はクリスマスシーズンへ・・・

クリスマスイブは、学生主催の大きなパーティがあり、
私も由美ちゃんもそこで過ごすことにしていました。

「由美ちゃんが来るなら、絶対参加!」と浩司くん。
「遅くなるかもしれないけど、顔出すよ。」と健一くん。

とっても大きなパーティーで、盛り上がりも最高潮に達した頃、
浩司くんが車から大きな花束とプレゼントを抱えてきて、
由美ちゃんに渡すと言いました。
「真剣に、付き合ってください。」

そこへ健一くんが遅れてやってきて、やはりポケットから包みを出すと、
「受け取って欲しい。」と差し出したのです。

由美ちゃんは2人に聞きました。
「どうやって、プレゼントを買ったの?」

浩司くん「どうやってって、自分の貯金からだよ。」
健一くん「2ヶ月間、バイト増やして・・・」

由美ちゃんは、そっと健一くんの小さな包みを受け取り
「ありがとう。お疲れ様でした。」といいました。

包みを開けると中には、真珠のピアスが・・・

浩司くんは悔しそうに、しかし、爽やかに
「あーあ。負けたー。俺のはダイヤだったんだぞー!」
と言って帰っていきました。

ゴージャスな由美ちゃんには、きっとダイヤも似合っただろうけど、
パールの清楚で理知的な輝きは、彼女の横顔をより美しくみせていました。

後日、なぜ健一くんを選んだのか、由美ちゃんに聞いてみると、
「浩司くんも、もちろん素敵だったけど、健一くんは、
 どんな状況下でも努力で幸せを作り出せる人だと思ったから。」
といっていました。

女の子は、
相手が自分のために費やしてくれた時間や、努力や犠牲を
目の当たりにすると、思いのほかグっと来るものです。

きっと、由美ちゃんも「自分にプレゼントを買うために頑張ってくれた」
その事が、とても尊く、価値あるものだと感じたのだと思います。

他人の事ながら、とっても印象深く思い出に残っています。


 賢者の贈り物へ




| クリスマス | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバ ックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック